「いざ尋常にしょーぶ!!」
「ジャマ」
そう言って家の中から放り出された(こんなことじゃ私負けない!)
もう一度突入だ!!
「勝負しろ篠ノ女紺!」
「ウルサイ、ジャマ」
「いい加減に正々堂々勝負したらどうだ!卑怯だぞ!それでも男か!」
「はぁーちょっとこっち来い、ついでにその口閉じろ」
「ん?とうとう勝負する気になったか」
ブニ・・・
「い、いっひゃーい!!!はにしゅんにょよ!(何すんのよ!)」
「ほーよく喋るだけあってこの口はよく伸びるな」
「はひゃしぇ!いひゃいっしぇひゃ!(離せ!痛いってば!)」
「喚かないってんなら放してやるけど?」
とりあえず痛いので思いっきりうなずいてみる。そしたらやっと手を放してくれた
「う、う〜頬っぺた痛〜い・・・紺のバカアホおたんこなす間抜けスットコドッコイ」
「お前はどこの小学生だよ―――よし完成」
「うん?何してんのかと思ったら・・・」
さっきから何してるのかと思ったらご飯作ってるところだったみたい
紺の料理の腕は凄いと思う。片手しか使えないくせに何で両手使える私より上手なんだ?しかも男のくせに料理上手だ何て・・・羨ましいぜコンチクショー!!
「何だよ何睨んでんだ?食わねえのか」
「た、食べる!」
美味しい!相変わらず美味しい!
紺がいっつもこれで誤魔化してるなんて露にも思わない私でした
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2008/1/18
clap up:2007/8/27