星に願いを



「ママー織姫様と彦星様ミアのお願い事かなえてくれるかな?」

「そうね、ミアがいい子にしていたら叶えてくれるわ」

「じゃあミアいい子にしてる!」


この世界にも七夕ってあるんだぁそういえば私も昔おんなじようなこと言ってたな・・・






「ねぇ柊兄ー私ね織姫様と彦星様にお願い事したんだけど叶えてくれるかな?」

「そうだね、の願い事だったら何だって叶えてくれるよ(って言うか俺が叶える)ところでどんなお願い事したのかな?」

「えへへ、内緒なの。絶対私の短冊見ちゃだめだよ」

「あ、ああ。見たりなんかしないよ(たぶん)」

「じゃあ私遊んでくるね」

「気をつけるんだぞ(よし、短冊を見に行く!)」






なんてこともあったなーあの時何てきたんだっけ?んー・・・ダメだ思い出せない・・・まっいいかその内思い出すでしょ


「・・・え!・・・ねぇってば!!!」

「ん?あれゴンどうしたの?」

「どうしたじゃねーよなにボーっとしてんだよお前」

「キルアも・・・私そんなにボーっとしてた?」

「うん!」

「おう」

「あはは・・・ごめんなさい」

「何考えてたんだよ?」

「えーっとね、今日七夕だよね?それでちょっと昔のこと思い出しちゃって」

「へー、ねぇねぇはどんなお願い事したの?」

「私はねー・・・

「おい、七夕って何だよ?」

「え?キルア七夕知らないの!?」

「七夕知らないなんて珍しいね」

「知らなくて悪かったな」

「別に悪くなんかないって、ねえゴン?」

「そうだよ!じゃあさこれから七夕の短冊書こ」

「いいね。私の家に笹あるよそれに飾ったらいいよ」

「決定!」

「お、おい!」

「行くよーキルア」












「どう?書けた?」

「ん〜・・・出来た!」

「・・・何かいていーかわかんねぇよ」

「なんでもいいんだって。例えば宝くじ一等が当たりますようにとか、世界が平和になりますようにとかね」

「何だよその例え意味わかんねぇ。お前らは何て書いただよ?」

「俺はねー絶対ジンを見つける!!」

「それ願い事って言うか目標じゃね?」

「えーそうかな?けど俺はこれでいいの。はなんて書いたの?」

「私?んーっとねー秘密」

「ずるーい!俺言ったのに」

「そうだぞだけ言わないのはずりぃーって」

「キルアなんて書いてもいないじゃない。私のことはいいからキルアもちゃっちゃと書いたら?」

「へいへい・・・もーこれでいいっか」

「なんて書いたの?見せて」

「ゴンだけーは教えてくれなかったからムリー」

「いぢわる・・・いいもん気にしないから!」

「ねぇ!二人とも早く笹に付けよ」

「はーい」

「ん」


だって見せるの恥ずかしかったんだもん。”ずーっとみんなと一緒にいられますように”昔書いた願い事と一緒。そんなこと出来ないってわかってるけど願うぐらいならいいでしょ?これからもあなたたちと笑いあって過せるように見守っていてね織姫様と彦星様




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2008/7/7