私は今ルヴァイドさんのお仕事の場所、軍の屯所に来ています。
なぜこんな所にきているかというと話せば長くなるんですけど、聞きますか?聞くんですか?本当に?しょうがないですねそこまで言うんなら話しましょう。
ルヴァイドさんが、私が早起きして汗水垂らして一生懸命作った愛妻弁当を忘れていったので届けにきてるんです。終わり。
そこっ!短いやんけぇって突っこみは却下しますのでよろしく。
それにしてもデグレア軍の建物ってひろいなぁ…黒の旅団の屯所ってどこのあるんだろぉ…いきなり迷子とかシャレになんないな。
とりあえず誰かに道聞くか。
ってなわけでただ今人を探し中なわけなんですけど何で誰もいないんでしょうね。
本と不思議ですね。
こんなんじゃ誰でも簡単に進入で来ちゃいますよ?
デグレア軍崩壊だぁあはははぁ〜って人発見!あれは兵士さんですね。
ここはデグレア軍の建物だから当たり前か。
「すみませ〜ん。少しお尋ねしたいことあるんですが。」
「あっ?おい、ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ。」
「あぁ、一応関係者だと思うんですけど。黒の旅団総指揮官のルヴァイドさんに取り次いでもらえますか?そしたらわかります」
って言ったら兵士さんは疑わしそうにしながらも取り次いでくれました。
意外と近くにルヴァイドさんの執務室あったんだぁ。
「失礼します。ルヴァイド総指揮官のお知合いだという者が来ています」
「名前は?」
「すみませんっ!名前を聞いていませんでした!」
「まぁいい。通せ」
そういや私の名前言ってなっかたなぁ。
兵士さんもうっかりさんですね。
「おい、お前入っていいとのことだ。失礼のないように」
「は〜い。しっつれぇいしまーす」
「おいっお前言ったばっ「!?」りぃ…ルヴァイド総指揮官お知り合いですか?」
「あ、あぁ私の妻だ」
「へーそうなんですか…ってえぇ!!ルヴァイド総指揮官の奥方でしたかそれは失礼しました!それでは私は失礼します!」
うん。そうとうびっくりしてたね、あの兵士さん。ちょっと面白かったかも。
ルヴァイドさんもビックリしてるよ。珍しいかもしんないね。
あんまりそういう顔は見たことないからちょっとうれしい。
「ルヴァイドさんハイこれ。忘れて言ったでしょ?」
そういってお弁当を差し出せば今気づきましたって顔をしています。
それさえも気づいてなかったのか。
「すまない忘れていっていたのか、届けもらって礼を言う」
「別にいいよ。ルヴァイドさんの仕事してるとこも見れてラッキーだったから。ルヴァイドさんてデスクワーク出来なくはないけどあんまり好きじゃないって感じだよね」
「そうだな、訓練や演習などをしている方が性にあっているな」
そういいながらしている困ったような苦笑いが私のハートにヒット!!
今の表情いい!
これだけでもここまで来た会があったてもんですね!
でもそろそろお暇しなきゃねルヴァイドさんも忙しそうだし、私も色々家のことほったらかしてきたし。
「それじゃあ私はそろそろ帰るね。お仕事頑張って!」
「そうか、それでは入り口まで部下に送らせよう。わざわざすまなかったな」
「うん。それじゃあ速く帰ってきてねルヴァイドさん」
「ああ、できるだけそうしよう。では気をつけてな」
「はーい。ばいばぁい」
執務室からでるとゼルフィルド君がいました。
ゼルフィルド君はルヴァイドさんの部下で機械兵士なんだよ。
真っ黒の鋼鉄のボディはかっこいいよね。
見た目は怖い毛中身は優しいから私はゼルフィルド君のことは結構気に入ってる。
「ゼルフィルド君こんにちは。ゴメンね入り口まで送ってもらって」
「気シナクテイイ。コレモ任務ノウチダ」
「そう?それじゃあありがと。そうだ非番の日にでもうちに遊びに来てね、イオス君も連れて。色々お話しましょ」
「了解シタ。今度ノ非番ノ日ニデモ行カシテモラウ」
「楽しみに待ってるね。送ってくれてアリガト。またね」
屯所の入り口でゼルフィルド君と別れて私は家路につきました。
迷子になった日
ルヴァイドさんは言った通り早く帰ってきました。今日は一緒にいる時間がいつもより長くてうれしかったです。この調子でこれからも早く帰ってきてね?
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後書き
ゼルフィルド君初登場で〜す。ちょびっとだけですけどね!実は私、ゼルフィルド好きなんです。最後に自爆したのがショックでした。ゼルゥ〜
相変わらず名前変換少なくてすいません。だってキャラが名前呼んでくれないんだもん(違)上手く書けるように精進します
2007/5/