「はよっす」

「ああ、ですかい。おはようごぜぇます」


ここ3−Bは個性的な面々、ぶっちゃけて言うと変人変態の巣窟になっている。かく言う俺も3−Bの一員なわけだが、断じて俺が変人でも変態でもないことをここに明言しておこう。
そして、朝の挨拶をしたこいつはというとドS星から来た王子様であらせられる沖田総悟。略してドS星から来た王子様の沖田総悟。


「って全然略してないじゃねぇか」


そしてそして、俺のモノグロームに突っ込んできたこいつは一応3−Bの担任で甘党な坂田銀八。略して天パ。


「天パを馬鹿にすんなよ!天パだってな一生懸命生きてんだ!苦しくったって辛くたって生きてんだよ!!」

「あーそう言えばそーご聞いてくれよ。今日の俺の運勢チョーラッキーだったんだ」

「って俺の話ム「あーそうなんですかい。どうでもいいけどな」

「お前らいい加減にし「相変わらず真っ黒黒すけだねー」


教室の端っこで体育座りしながらのの字を書いている天パは置いといて。

俺は今日も今日とて自分の後ろの席に花を置く。


今日も待ってきたんですかい。毎日ご苦労なこった」

「いやあいつの無念さを思ったら、これ位どってことない」

「ああ、土方さんも今頃あの世で微笑んでるだろーぜ」

「そうだったらいいんだけどな」


俺とそーごは後ろの机を見ながらトシのことを思い出していた。


「お前らいい加減にしやがれ!毎日毎日人の机の上に花置きやがって!!」


思い出していた。

そうそれはCS2032年、人類が宇宙に飛び出しあらゆる星を我が物にしようとしていた大航海時代だった。
人類がまた一つ星の民を滅ぼし我が物にしようと虐殺を繰り返し侵略中だったにゃー。その星の名前はマヨラー星っていってありとあらゆるものがマヨネーズから出来ているという、常人では正気を保てないような間の星なのにゃー。とりあえずその星でくじ引きをして適当に選ばれたのが英雄トッシーにゃー。


「それはいつの時代だ!語尾ににゃーとか付けんなきもちわりぃんだよ!!他にも突っ込みどころ満載だがな、お前何の話をsバゴッ

うるさいゴミは始末しときましたぜぇ」

「サンクス。ほんとうっせーごみだな」


まぁそれで人類軍VSマヨ聖人トッシーはネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲のおかげで人類軍の勝利となったちゃ。けれどもマヨ聖人トッシーはいつまでもみんなの心の中で行き続けるだろう。永遠に・・・
―――END


「っっっお前らなーいい加減にしろ!!」

「はっ、お前はマヨ聖人トッシー!」

「出たなマヨ聖人トッシー、俺が成敗してやらぁ」

「マジでぶっ殺すぞテメェら!つーかな、何のイヤガラセか知らねェが毎日俺の席に花を置くのは止せ!」

「「ああ生きてたのか、悪い忘れてた(ましたぜぇ)」」







「お前ら、俺のこと忘れてるだろ・・・ぐすっ・・・」
「先生、気を落とさないでください。僕たちがいるじゃないですか」
「君だれだっけ?」
「っておいぃぃぃ!!忘れたんかい!」(ダメガネ)








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企画:男夢主友情祭り様提出

2009/7/9