番外編その2・・・ある日の藍家
*拍手logです。







「なーお前らー」

「「「ん?何だい?」

「暑苦しいっつーの!俺はお前らの枕じゃねーよ!」

「そーだね。枕にしては寝心地が悪いしね」

「硬いからね」

「だけど、落ち着くんだよね」

「はー・・・だからって頭三つも乗ってたら息苦しいんだけど」

「うーん、それもそうだね」

「では、代わり交代なんてどうだろ」

「うん。それはいい考えだと思うよ」

「ちょっと待て。愚兄その四を枕にできるが愚兄その一ニ三だけだというのは納得できない。私も混ぜてもらおうか」

「そーですね。兄上たちだけって言うのは不公平な気がするので、私も是非」

「えー、お前たちまでしてしまったら」

「私たちの時間が減るじゃないか」

「そういうわけで却下だね」

「愚兄その一ニ三は心が狭いな」

「いつもしているんだから今日ぐらい譲って下さってもいいんじゃないですか?」

「っておい!俺の意思はどこ言った!?」

「ダメだね」

「っと言いたいところだけど」

「今日ぐらいはお前たちにも変わってあげよう」

「俺ムシなの!?なぁ!」

「ふむ、では私からだ」

「だーかーらー!!お前らいい加減にしろよ!!」








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後書き
名前変換が・・・


再録:2008/11/21
clap up:2008/8/22