とある魔術の禁書目録
*男主
今、俺はクラスメートである上条当麻ととある喫茶店のオープンテラスで昼食を食べている。
「なぁ当麻」
「んぁ。何だよ」
「いや、別にたいしたことじゃないんだけど、そこにいるのってお前のトコに居候してるシスターさんじゃないのか?」
前一回、遠目で見たことあるだけだから確信は出来ないが。
「は?・・・あ、あ"ーーー!インデックスぅー!!」
そういって上条当麻は俺の前からシスターさんの方に爆走していった。
「うぅ〜トウマの意地悪ぅ」
「お・ま・え・はー!!反省心というものを持っとらんのか、反省心というものを!!」
戻ってきた当麻は小脇に荷物のようにシスターさんを抱え、その状態で二人は言い争っていた。
「お帰り。んで、はじめましてシスターさん」
「んん?はじめまして!あなたはトウマの友達?」
「うんそう。っていうの」
「私はインデックスだよ」
「お前ら、何でそんなにゆうちょに挨拶してんだ!」
俺とシスターさん改めインデックスとほのぼのと挨拶をしていると、当麻が妬いているのか知らないが突っかかってきた。
「何だ、妬いてるのか?」
「えっトウマ妬いてるの!?」
「アホかーーー!!」
「まぁまぁそんな怒ってると頭の血管切れて死ぬかもよ。訳すると落ちつけと言いたいわけだ」
「お前なー・・・」
俺の言葉に感動したようでガクッと肩を下げ、タメ息をついてる。
「ん、俺そろそろ帰るわ。また明日学校でな」
二人の仲を邪魔しちゃいけないだろうと気を利かせて帰ることにする。(俺ってエライな)
そういえば、会話の間ずっとインデックスを待ってたけど腕疲れないのかなぁとか考えながら家路(家って言ったって学生寮だけど)についた。
が帰った後
「アレ、何これ。何であいつ自分の分払ってないんだ!?って、そこぉ!インデックスお前食いすぎだー!!」
「やっぱり俺って不幸だー!!!!」
と上条当麻が吼えているという発見報告があったとかなかったとか。
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2009/8/29
clap up:2008/11/20