夢見ることは女の特権じゃねえだろ?
「ふふふふふ・・・」
「・・・、みんな引いてるよ。の様子が不気味すぎて」
「ふ、はははははは!!これが笑わずにいられると思うのか!?いや、いられまい!精市、この完成された美しさお前ならわかるだろ!?」
「うん。わからない」
「そうか、さすがテニス部の部長をしているだけあるな、この美しさがわかるとは。幻想的な佇まい、かもし出す雰囲気の神々しさ細部まで造りこまれているすばらしき職人芸。さすが俺だ!天才的!!」
「ふふふ、全然人の話聞いてないね君は。しかもそれ丸井の口癖じゃないの」
「あぁこんなすばらしいものを造れる俺は日本の、いや世界の宝だな!!」
「そうだね、自分の脳内で創られた世界の宝なんじゃない?」
「や、柳先輩〜幸村部長の後ろから何か出てきてません!?」
「気にするな。と話しているときのデフォルトだ」
「そういえばそぉっすね。ところで先輩相変わらず器用ッスね〜あんな巨大なお菓子のお城とか」
「そうだな。自分の都合のよい会話しか耳に入らない脳もな」
「あれ食いたいな・・・」
「殺される覚悟で食べることだな」
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2007/6/24