09.ダメ




「元気ハツラツゥ〜?」

「・・・」

「無反応とかチョーつまんないんですけどぉそこんとこどうなんですか伊達さん家の政宗くん?」

「・・・うるさい」

「うわーうるさいだって人がせっかく話かけてあげてんのにうるさいの一言でバッサリとか酷くない?」

「はぁーお前は何をしたいんだ?」

「んー別にぃ暇だったから政宗で遊ぼうかと思って」

「いい根性してんなお前」

「ウソ、ウソです。だからその刀どうかしまってください」

「ふん」

「本当に暇なのだからかまってくださーいー」

「俺は暇じゃないんだよ」

「本読んでるだけじゃんか。こんなに頼んでるのにちゃんがかわいそうだと思わないの!?あれだよウサギだってさびしいと死んじゃうんだよ?だからかまってちょーだい」

「そんなにかまってほしいのか?」

「うん!」

「わかった・・・」



ばさっ


「へ?・・・いや政宗さん?」

「かまってほしかったんじゃなかったのか?」

「そ、そうだけどこの状況はおかしいんじゃないかなぁって」

「どこが?」

「どこがって今の全てがよ!何でアタシはあんたに組み敷かれてんの!?絶対おかしいよね!?」

がかまってほしいっていったんじゃねぇか。たっぷりかまってやんぜ?」

「いいです!やっぱりかまわなくていいから離して!!」

「はっ、それは無理な相談だな。大人しくしてればいいめ魅してやるぜちゃん」
「ぎゃー耳もとでしゃべんな!あっそうだアタシちょっと用事あったんだった。というわけでどけ」

「ああ、やることやってからな」

「やめ、・・・こじゅうろーさーん!へるぷみー!!」



本気で貞操の危機でです小十郎さん早く来て!!






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2007/7/1

お題配布:byL*W