番外・メイド服は男のロマンです。
「でさーなぜに私はこんな格好なのですか?」
「メイドっていったらそれだろ」
「だからってこの格好はぁ・・・」
「まぁいいじゃん。似合ってるから」
「じゃあ御華くんも一緒に着てよ」
「俺にそれを着ろと?」
「いや・・・キモチワル!そうじゃなくて、私にこんな格好させるんだから御華くんはセバスチャンにでもなったらいいと思う」
「めんどいし、動きづらいからヤダ」
「っておい!!」
そう、私は今いわゆるメイドの格好をしているのだ。
ピロピロの白いエプロンに紺色のスカート。しかもミニ。あと、ニーハイに頭にはカチュウシャという姿。
なぜこうなったのかというと、思い出せば昨日の夜・・・
「ねぇサラさん」
「何だ?」
「ここのお城ってめちゃ広いけどサラさん一人で住んでるの?」
「ああ、それがどうかしたのか?」
「別にたいしたことじゃないんだけど、お城っていうからにはメイドさんとか執事さんとかいないのかなぁって思って」
「そんなものはいなくても魔法で事足りる。それに私は記憶だから人間を雇っても使いようがないな」
「ほーそんなもんですか。でも、寂しくないの?」
「別に、そんなことは気にならない」
「えー絶対寂しいって。サラさんは記憶かも知んないけど一人は寂しいよ!あっじゃあ私が明日一日お手伝いさんの代わりしたあげる!」
「は?」
「だから、私がお手伝いさんの代わりをして、そのよさを教えてあげるということなの。いい考えでしょ?」
「・・・好きにするといい。」
「イエッサー!」
―――とここまでは自分で言ったことなのでいいのだけど、この後お手伝いさんの真似事をするって御華くんにいったら、じゃあ格好もしっかりメイドじゃなくちゃなーとかいいだして、どこからともなくメイド服を出してきたのだ。
本当にこの変態めが!!
<<back
後書き
ちょー短文&変換無し!!
主人公を着せ替えて遊ぶのが好きなだけでマジにロリとか言うわけじゃないんですよ。ホントに
2008/7/18